さくら食品株式会社会社概要 社長挨拶
私がこの会社で働きはじめたのは19才の時。ほんのアルバイトのつもりでスタートしたはずでした。ところが工場で働き始めてみると、持ち前の好奇心から、機械の配置のことや働く人達の動きなどなど、いろいろなことが気になり出したんです。「ちょっとの工夫で、もっと効率的に生産できるのでは?」と。

その頃、パートのスタッフが作る製品の数は1人1日約1100個でしたが、動線を考えたり、私語が減るように機械を配置し直したりといった工夫で、1日に1人のスタッフが1800個生産できるまでになったんです。

さらに、もともと物作りが好きだったこともあって、アイスを生産する機械そのものにも興味を持ち、どんどん改良を手がけて行きました。

少し自慢になってしまうかもしれませんが、今は全国どこのスーパーでも手に入るチョコ入りのアイス最中や手作り風ソフトクリームアイスを最初に考案したのも、実は私なんです。

それまで「無理」といわれていたことも、ちょっとのアイデアとそれを実現しようという熱意さえあれば実現することができるのです。そしてその思いは今も「さくら食品」に脈々と息づいています

北海道はご存知のように「食」の宝庫です。私たちの製品も原料は基本的に道内産の物を使っています。そして、とりわけ小樽という地に、深い愛着とこだわりを持っています。

以前、全国規模の大手メーカーから依頼を受け、北海道地域で販売する商品の製造をお手伝いした時のこと。本州で品薄の地域があり、当社製造の商品をその地域でも臨時に販売したことがありました。ところが販売をはじめると、メーカーにお客様からクレームが入ったんです「同じ商品なのにおいしいのと、そうでないのがある」と。

よくよく調べると、当社で作った商品が「おいしい」といわれていることがわかり、メーカーから調査員が派遣され、製法(分量や温度など)を厳しくチェックされました。しかし、どこを調べても本州の他の工場と全く同じ製法だと判明。なのに、実際に調査員が食べ較べても当社の物が「おいしい」というのです。そしてたどり着いた結論が「水」の差でした。

アイスの乳成分は約40%前後、それ以外の60%は水分。その水分に私たちが使っていたのは当然ながら小樽の水。この水の差が味の差につながっていたのです。

全国的に定評のある北海道の乳製品と小樽の水。それが「さくら食品」のうまさを作っているのです。このおいしさをぜひ、全国のみなさんにお届けして行きたいと考えています。

食品業界に今求められているのは「安心・安全」。おいしく食べられることはもちろん、子供からお年寄りまで、誰もが安心して口に入れることができる安全性は欠かすことができません。それはアイスに関しても例外ではなく、私たち「さくら食品」も誰もが安心して食べられ、そして誰からも愛されるおいしいアイスをこれからも作 り続けて行きたいと考えています。

仕事を始めた頃の新鮮な好奇心を忘れることなく、工夫と熱意を持ち続け、
北海道から全国に本当のおいしさを発信する。

それが私たち「さくら食品」の願いです。